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 日本サッカー協会の歴代記録によると、日本は過去に米国と24回対戦して、3分け21敗と1度も勝ったことがない。今年5月にも米国遠征中に親善試合を2度行い、いずれも0−2で完敗している。

 ブックメーカー(賭け屋)各社も、決戦を前に設定したオッズでは、当然ながら米国の優位を予想。ただし、過去の相性が歴然としているわりには、今大会の「なでしこ」の勢いをかなり反映したものとなっている。

 英国大手「ラドブロークス」では、米国の勝利が2・00倍に対して日本の勝利が3・50倍と肉薄。引き分け(PK戦)は3・30倍としている。

 同じく英大手「ウィリアム・ヒル」では、米国の勝利が2・05倍に対して日本の勝利が3・00倍と、さらに伯仲した見立て。こちらも引き分けは3・30倍だ。

 ウィリアム・ヒルは決勝戦でゴールを決める選手も賭けの対象に。最有力と目されているのが、日本が最も警戒するべき米国の長身エース、ワンバックで2・25倍だ。続いて米国のロドリゲスとチェイニー、日本の沢と永里の4選手が2・87倍で並んでいる。

 大一番でもっか4得点の沢がゴールを決め、単独得点王に立つのか。それとも新たな日替わりヒロインが登場するのか。

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 阪神は14日の巨人戦(甲子園)では0−4で零封負けして3タテならず。3回4失点と早々とKOを喫した先発岩田の出来が誤算だったが、岩田が一度くらい打ち込まれたところで阪神投手陣は揺るがない。ファームからも先発候補者が続々スタンバイ。後半戦にはいよいよ「投手王国」となりそうだ。

 2軍で35イニング連続無失点を続けてきている鄭凱文(ジェン・カイウン)投手(22)が、1軍練習に合流し、16日か17日の横浜戦に今季初めて先発する可能性が濃厚となっている。

 台湾代表チームのメンバーとして2008年の北京五輪と09年のWBCに出場している鄭は来日3年目。一昨年13試合に登板、3試合に先発して1勝1敗、防御率5・46。昨年は2試合だけ登板した。

 日本語の習得にも取り組んでいるが、細かいニュアンスの理解までにはまだまだというところ。通訳は昨季まで編成部の国際担当だった林光中氏が務めたが、同氏が昨オフに退団。同じ台湾出身の3年目・蕭一傑投手が即席の通訳となってひと肌脱いでいる。

 昨季1軍で登板していた時にはややスリークオーター気味のオーソドックスなフォームで投げていたのを昨秋からサイドスローに改造。打者側から見ていやらしさが増したことに、開幕前から久保投手コーチは「林昌勇みたいな雰囲気が出てきた」と成長ぶりを認めていたほど。

 外国人枠を争うスタンリッジやメッセンジャーの“キャンセル待ち”だった鄭だが、どちらも開幕から安定して崩れなかったため、1軍昇格のきっかけを見いだせずにいた。

 だが、球宴休み直前の横浜〜広島遠征ではスタンリッジやメッセンジャーのローテーションを崩すことなく外国人枠を入れ替え、鄭に登板チャンスを与えることも可能になった。

 鄭だけではない。ファームのウエスタン戦では、左脇腹痛で戦列を離れていた久保が13日のオリックス戦で登板して5回3失点、調子が上がらず2軍落ちしていた下柳は14日のオリックス戦で登板して4回2失点。ともに完璧投球とはいかなかったが、球宴直前の戦列復帰を急ぐ。

 ちょうど1年前は能見と岩田がチームを留守にしており苦しい時期だったが、うって変わって今年は後半戦に投手陣の層の分厚さが阪神の大きな強みだ。

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 なでしこジャパンの快進撃に、日本サッカー協会も財布のひもを緩めざるをえなくなったようだ。日本協会の小倉純二会長は、「選手たちと何がよいかよく相談したい」とボーナス増額を検討することを明言した。

 日本のサッカー界は、Jリーグ発足以来、人気が高まってきた男子に比べ、女子は常に日陰の存在。待遇にも大きな開きがある。協会の規定では、W杯優勝ボーナスは男子の3500万円に対し、女子は150万円。準優勝は男子の2500万円に対し、100万円と女子は男子の10分の1にも満たない。女子は空路の移動の際もエコノミークラスという具合だ。

 しかし、日本サッカー史に残る快挙で、協会側は、優勝賞金100万ドル(約7900万円)を代表全選手21人で分配することを基本に、優勝ボーナスを倍増の300万円程度に引き上げることを理事会で審議する方向だ。

 日本のエース、沢(INAC神戸)でさえ、年俸は360万円程度といわれる。多くの選手が社業を兼ねたり、コンビニのレジ打ちなどアルバイトで生計を立てているなでしこジャパン。そろそろ、根本から待遇の見直しをしてもいいのでは。

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